731:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/29(火) 22:18:21.53 ID:9AE8HXtc0
勇者「待て!どこに行、やめろ!」サッ
人魚「安心して、私が審判するから」
勇者「次から次へと、ふぇ!?人魚!?」
人魚「うん!」
勇者「マジで!?いつの間に……」
チャック「お前さん、浦島ちゃんの話は知っておるか?」
勇者「ああ」
むかーしむかし、ある浜辺。
波に打ち上げられた昆布が、死にかけていました。
それを見つけた浦島ちゃんは、可哀想だと、海に返してやりました。
すると、昆布は言葉を話始めました!
「助けてくれてありがとう。お礼に竜宮城へ連れて行ってあげる」
浦島ちゃんは、ほいほいと昆布に付いて行き、やがて、竜宮城へとたどり着きました。
「わお!」
浦島ちゃんは、素敵なご馳走でもてなされ、わかめ達にもてはやされました。
宴が終わると、美しい海ブドウが、大きな箱と小さい箱を、浦島ちゃんに持ってきました。
「お礼にどちらかひとつ、お土産に差し上げましょう」
「竜宮城くれ」
浦島ちゃんは即答でした。
それに勘当した海ブドウは、テーブルをひっくり返すと、浦島ちゃんに呪いをかけました。
浦島ちゃんは気を失ってしまい、やがて目が覚めると、そこは浜辺でした。
夢?なんて思いながらシャワーを浴びて、鏡を見てみると、なんと!浦島ちゃんは、ロリババアになっていました、と、さ。
人魚「めでたしめでたし」
勇者「めでたくないし、改めて聞くと、なんてひどいお話なんだと思った」
チャック「その浦島ちゃんが人魚じやよ」
勇者「またまたー!やだなーもう」
人魚「本当だよ?」
勇者「ロリババアは信用できないから……ロリババアと認めてしまった!」ガクッ
人魚「ふふふ。はい!決闘再開!」
〜〜♪〜〜♪
チャック「うおりゃあああ!!!」
勇者「やめろ!ての」サッ
チャック「それがしは勝たねばならぬ!」ぐ〜
勇者「自分で魚釣って食えよ」
人魚「チャックはね、魚が捌けないの。グロイから」
勇者「あぁ……その気持ちはわかるよ」
チャック「すきあり!」
勇者「おっと!俺の勝ちだ!」ズバッ
チャック「あっ」
勇者「変な声だすな!はい!降参でいいよ」
チャック「じゃあ、開けるぞ」
勇者「開けるな」
875Res/1159.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。