843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/10(土) 18:23:19.80 ID:j5XIHiVx0
ー現代
勇者「っとと」ヨロ
デュオ「お帰り!」
勇者「デュオ?それに、みんなも!」
イサナ「どうやら無事のようだな」
勇者「それが、未来のはるさんとしろさんも、巻き込まれたみたいなんだけど」
デュオ「えー!!!」
ミッドナイト「仕方ない。レガリアの処刑は、明日にしよう」
勇者「処刑?まさか、殺すつもりですか?」
ミッドナイト「ああ」
勇者「殺す必要はないでしょ」
ミッドナイト「奴は過去に飛び、現在を、未来を変えるつもりだ」
勇者「じゃあ、その魔法をどうにかしましょう」
ミッドナイト「簡単に言ってくれるな」
勇者「すみません……でも、命を奪うことで解決するのは、どうかと思います」
ミッドナイト「生かせば、いずれまた同じことを繰り返すかも知れん。そうなれば、最悪、多くの命が奪われることになるぞ」
勇者「……」
ミッドナイト「勇者。お前は、戦い、護ることを覚悟したのではないか?」
勇者「はい。俺は、この世界に生きるみんなを護りたいです。相手が誰であろうと、世界を敵に回そうと……それが、俺の覚悟です」
ミッドナイト「甘いな……」
勇者「…………」
ミッドナイト「わかった」
勇者「ミッドナイトさん……!ありがとうございます!」
ミッドナイト「一つだけ、手段がある」
勇者「え?」
ミッドナイト「かなりの危険を伴うが、魔法を砕く方法が、ひとつある」
勇者「俺に任せてください!どんな危険も乗り越えてきましたから、大丈夫です!」
ミッドナイト「我も一緒だ」
勇者「それはダメですよ!もしも何かあったら、ゆきやわたあめが」
ミッドナイト「この方法は、我の力が必要不可欠だ」
勇者「そうなんですか?」
ミッドナイト「それに、もしもお前に何かあれば、のぞみにも、アストラルにも、合わせる顔がない」
勇者「ミッドナイトさん……」
ミッドナイト「デュオ。すまないが、急いでもらえるか?」
デュオ「おっけい!任せて!!!」
ミッドナイト「行くぞ」
勇者「どこにですか?」
ミッドナイト「奴の心の中だ」
レガリア「……」ニヤリ
勇者「心の中?」
ミッドナイト「ああ」
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