847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/10(土) 22:51:03.20 ID:Q3CFI1wB0
レガリア「……」ﾒｦｻﾏｼ
トワイライト「お目覚めはいかがですか？」
レガリア「トワイライトか」
トワイライト「はい。オリジナルのレガリア様に命じられ、ここに参りました」
レガリア「そしてお前が」
サンセット「サンセットだ」
レガリア「計画の方はどうだ？」
トワイライト「勇者と魔族の力の研究は、順調です」
レガリア「そうか」
サンセット「武器の製造、時空転移魔法の研究も順調だ」
レガリア「二人とも、ご苦労」
サンセット「約束は守るんだろうな？」
レガリア「死んだ娘を生き返らせることか」
サンセット「そうだ。俺とお前は目的が同じだ。だからこうして、協力している」
レガリア「もちろん約束する」
サンセット「ならいい」ｽﾀｽﾀ
トワイライト「それでは。僕も失礼して、研究に戻ります」
ミッドナイト「この後だな。我は勇者撲滅隊に潜入し、奴らの計画を探った」
勇者「うわっ！びっくりした！！！」ﾋﾞｸｯ！
ミッドナイト「レガリアの心を見つけたぞ」
勇者「そうですか……」
ミッドナイト「どうした？」
勇者「悲しい記憶でした」
ミッドナイト「……」
勇者「ミッドナイトさん。連れていってください」
ミッドナイト「うむ」ｼｭﾝ！
ーレガリアの心の奥底。
レガリア「きたな。勇者、ミッドナイト」
ミッドナイト「……」ﾁｬｷ
レガリア「感謝しろ。ひとつ教えてやる」
勇者「……」
レガリア「勇者。お前に葬られかけた我は、自分の魂を、このクローンの心の奥に移したのだ」
勇者「つまりどういうことだ」
レガリア「ここは、我の特別な空間。貴様達に勝ち目はないということだ」
ミッドナイト「安心しろ。我が全力を尽くせるよう、サポートする」
レガリア「そしてもうひとつ」
勇者「なんだよ、もったいぶらず言え」
レガリア「勇者、お前には感謝する。私は大切なものを想い出せた」
勇者「大切なもの？」
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