過去ログ - 女神「正月過ぎると暇じゃのう」宮司「だからってコタツで昼寝ですか?」2
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17: ◆hCMplRvBEY[saga]
2014/03/21(金) 06:06:57.78 ID:z6iYVh65o
女神「それにしてもほんとにおとなしいな。わしが触っても平気なんじゃろうか」

猫「フニャ……」

女神「う……ちょっと手を出しただけで睨んできおったぞ。これ駄目じゃろ」

巫女「あら、ほんとですね……」

猫「ニャ!」 

女神「ほら、はたかれた。こやつわしには強気じゃぞ」

巫女「猫は見えないものが見えたりするなんて言いますし、女神様が只者じゃないことを感じ取っているのかもしれませんね。それでちょっと警戒してるとか」

女神「そんな高尚な理由かー? ただ気に食わんだけなんじゃないのか? どうなんじゃお主よ」

巫女「ニャー」

女神「おー、頭撫でられた……あだだだ、噛むな噛むな。やっぱわしには強気じゃわ。なんでかなあ」

巫女「本来なら女神様は見えるだけで触れませんからね。いつもと勝手が違うので驚いてるのではないでしょうか」

女神「ふうん、猫の考えとることはようわからん……」

巫女「あら、猫の心は読めないんですか?」

女神「猫の心? もちろん覗けるが」

巫女「ならわかるんじゃないんですか? 猫の考えてること」

女神「覗いても意味がないんじゃよなあ……というのも、わしが人の神だからでな。猫の神がいるなら……というかいるんじゃけど、そやつらでないと理解はできん」

巫女「そういうものなんでしょうか」

女神「そういうものなの。英語わからんのに英語で書かれた本読んでもわけわからんじゃろ?」

巫女「なるほど、管轄外なんですね」

女神「とはいえ、もしもわしが猫の神だったとしても、こやつの心を読むことはできんがな」

巫女「あら? それは一体どういうことなんですか?」

女神「このことは前にも宮司に言ったことがあるな。わしに近い関係を持っているほど、記憶を読んだり未来を見たりということはできんようになるんじゃよ」

巫女「へえー」


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