6:シュバルツシルト半径、ガールズラブ、セルジオ越後[saga]
2014/03/14(金) 19:07:15.63 ID:csqj2yTco
「すみません、相席良いですか?」
ある休日、カフェでコーヒーを飲んでいると、そう声をかけられた。
高校生だろうか。
スポーツウェアを着て、大きなバッグを肩から下げている。
片手にはお盆に乗ったアイスコーヒー。
周囲を見ると、入ったときにはがらがらだったのに、いつの間にか満席で、途端に四人がけのテーブルに一人で座っているのが恥ずかしくなった僕は、「もちろん。どうぞ」と了承した。
「ありがとうございます」と腰をおろした彼は、最近の若者らしく華奢で、からりと音をさせながらコーヒーを持つ様は、どことなく女性らしい振る舞いであった。
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