8:シュバルツシルト半径、ガールズラブ、セルジオ越後[saga]
2014/03/14(金) 19:08:37.46 ID:csqj2yTco
それからしばらく無言の時間が続いた。
僕がコーヒーをすする音、彼のコーヒーの氷がたてる音。
その間もちらりとこちらを窺っていた彼は、意を決したように、それでも遠慮がちに、「あのう……」と声をかけてきた。
「なんでしょう?」
「あの、もし良かったら僕の話を聞いてもらえませんか。少し悩んでることがあって……。時間があったらで良いんです」
「……良いですよ」
「ありがとうございます!」
初対面の相手に悩み相談なんて、いやむしろ初対面の相手だから話せる悩みというのもあるのだろうか。
どちらにしろ、悩みなんて――。
17Res/8.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。