過去ログ - 【ダンロン】苗木「超高校級の策士・・・ってとこかな」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 13:05:37.47 ID:TGDo9/wO0
生徒たちが絶望的な気分で体育館を去ったあと、モノクマの頭と胴体を拾う苗木の姿があった。
苗木「連れて逃げてよ〜矢切の渡し〜」
霧切「・・・苗木君、だったかしら」
苗木「ああ、いつ出てくるのかと思っていたよ」
霧切「・・・モノクマがどうして爆発するとわかったの?ブザーが鳴り出す前に、あなたは助走をつけていたわ」
苗木「初歩的なことだよワトスン君。あんな小さなロボット、一台なわけがないだろう。」
霧切「・・・それにしても、なぜ自爆すると・・・」
苗木「まあまあそんなことより、これを預かっておいてくれないか。」グイッ
霧切「なにこれ、封筒?1、2つ・・・」
苗木「遺書さね」
霧切「!?」
苗木「まてまて、絶望して死ぬわけじゃないぜ。詳しくはその中の一つに書いてある」
霧切「・・・これかしら」
苗木「俺がこの先何をしたとしても、俺が死んだらまずお前はその『霧切響子様』って書いてある封筒を見ろ。」
霧切「・・・・・・」
苗木「もう一つの封筒の使い道はその遺書に書いてある。まあ、自爆を見抜いた俺の頭脳を信じることだな」
霧切「・・・私のこと、信用できるのかしら」
苗木「フン、少なくとも他の連中よりはマシだ。」
霧切「・・・預かっておくわ」
苗木「頼むぜ。俺は何もできないからな」
苗木「残骸はこんなものでいいか。火薬も丸々回収できたし、中のパーツは鋼鉄のようだ。さて、次は・・・」
寮へ向かう苗木。ほかのメンバーを無視し、自室へ向かう。
苗木「おう、あったあった。絶対工具の類があると思った。」
苗木「さて、次は・・・モノクマ!」
モノクマ「はいはい、何企んでるんだい苗木君?」
苗木「君が喜ぶことだよ。掃除当番を教えてくれ」
モノクマ「はいはい、山田君ですよ!」
苗木「ありがとう。」
自室から出る苗木。
モノクマ「・・・あれ、掃除当番があるなんて言ったかな?・・・まあいいか」
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