過去ログ - 【ダンロン】苗木「超高校級の策士・・・ってとこかな」
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35:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 13:26:22.36 ID:TGDo9/wO0

 苗木は鉄パイプと木製の椅子を持つと、山田に話しかけた。

 苗木「山田君、君掃除当番だって?モノクマの残骸を燃やしたいんだが」

 山田「ええっ?モノクマの残骸って、燃えるんですか?」

 苗木「ううん、わからない。火花が飛んで危険、やも」

 山田「ひい、関係ないところで死ぬのは御免でござる!」

 苗木「あ、爆弾も入ってるんだよ。ボクは物陰にいるから、君は食堂にでもいたほうがいい」

 山田「了解しましたっ!鍵、御預けしますね!」


 苗木「・・・フン、掃除当番がビビリで助かった。廊下には掃除中の札立てたし、準備は万端だ。」

 苗木「作業にかかるか。」


 苗木は焼却炉のスイッチを入れ、モノクマの部品を溶かした。バケツに水を汲んでおき、冷やしては打ち、冷やしては打つ。

 苗木「・・・まあまあだな」


 完成した日本刀の刀身。工具で椅子を削り、持ち手と鞘を作る。


 苗木「・・・部品が思ったより余ったな・・・木も。匕首でも作るか。」


 今度は小さな刀身と、小さな持ち手と鞘を作る。試しに差してみる。


 苗木「こっちは上出来だ、鉄砲にかかろう」


 苗木は鉄パイプと椅子の余り、モノクマの部品の余りを使い、工具で器用に鉄砲を組み上げていく。


 苗木「・・・ライフリングは諦めるか。射程は伸びなさそうだが、室内だし・・・三連発だ、上出来だな。」

 苗木「弾丸は・・・モノクマの部品にちょうどいいパーツがあった、こいつを改造して・・・」

 苗木「・・・ちょっと足りないな。いらない工具を溶かして作るか。」

 苗木「よし出来た、こいつに火薬をちょいと詰めて・・・」

 苗木「・・・60発ってとこか、よかろう。」

 苗木「火薬が余ったな・・・モノクマの部品も。無駄にするのはよかない、手榴弾でも作るか。」


 鋼鉄で作った樽型の容器に火薬を詰め、時限信管を釘を改造したピンで留める。蓋をして完成だ。


 苗木「白鞘一振り、匕首一振り、弾丸六十発の三連発銃に手榴弾!上出来だな」

 苗木「匕首以外は隠しておこう・・・」

 苗木「科学室は・・・普通1階にはないな。仕方ない、キッチンのもので薬品を作ろう。」


 食堂に向かう苗木。わずかに残っていた連中を無視して、キッチンへ向かう。


 苗木「玉ねぎと、牛乳と・・・こいつとこいつで出来たはずだ。」

 苗木「ん、包丁・・・」

 苗木「・・・牛乳を取るふりをして、取るなら・・・」

 苗木「一番手前のやつか、コイツには細工をしておこう。」

 苗木「食紅で刃ソックリにしたコンニャクを、刃とすり替える!」

 苗木「おっと、さっさと毒を作ってしまおう。」




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