過去ログ - 【ダンロン】苗木「超高校級の策士・・・ってとこかな」
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64:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/17(月) 22:26:11.37 ID:aLXrER0o0

 それを読んだのは、大神にみんなを呼びにやらせた時だった。


 なんてことだろう、やはり苗木誠とは偉人だったのだ。


 自分は及ばないほどの推理力、奇想天外正確無比な計画、そして自己犠牲の精神を伴った行動力。


 霧切「・・・・・・くっ」


 少し涙が出た。


 こんな人物が自分を信用してくれているのだ、きっとやり遂げよう。いや、やり遂げてみせる!


 こんな人物が――


 こんな人物が自殺を―――?


 霧切「・・・」チラ

 苗木「」


 馬鹿な、完全に死んでいる。冷たくなっている・・・


 私がこんな抽象的な理由で考えをぐらつかせるなんて。


 でも、自分が助かるような計画を作ることも訳なさそうだが―――


 大神「呼んできたぞ」


 霧切「なかに入れないで。こんなものが見つかったわ」


 霧切が放ったのは、苗木誠を単なる頭の良い殺人鬼に仕立て、皆を未来へ導くもの。


 同時に、あのような偉人の存在を闇へ葬ることにもなる。しかし迷いはなかった。


 せめて自分が、この偉業を覚えていようと、考えた。


 自分でも信じられないような、ほのかに甘美な感情を伴って―――






もうちょっとだけ続く



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