過去ログ - 帝国軍隊長「クククッ、いい格好だなァ」 女騎士「……くっ」
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7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 16:52:40.88 ID:AYvMdbTfo
兵士「……使用地点の周囲を燃やす、ということでしょうか」

女騎士「さあな……何も調べる間もなく、帝国軍兵士に見つかり、ここへ連れてこられたからな」

兵士「もう一つ、分からないことがあります」

女騎士「? なんだ」

兵士「あの街は商業の中心地で、帝都に次ぐ第二の都市でした」

兵士「そんな危険なアイテムの研究をなぜわざわざあの街で行っていたのでしょう? 実際この件で帝国経済は大打撃を受けています」

女騎士「……ああ、確かにな。我々も疑問に思っていた」

女騎士「本国では物流な盛んな街で量産することで一気に帝国全土に配備する為ではないかと分析していたが、それにしてもあまりリスクが高い」

女騎士「あるいは、何か他に狙いがあったのか……今となっては知るよしもないがな」

兵士「……」

女騎士「私の話はこれで終わりだ。語れることは全て語った」

女騎士「……あとは、お前自身で判断してくれ」

兵士「……俺は」

女騎士「だが、私がどうなるとしてもこれだけは覚えていてほしい」

兵士「え?」

女騎士「あの炎で大勢の人間が惨たらしく焼き殺された。そして、行方不明の魔王の遺産は一つではない」

兵士「……!!」

女騎士「……決めるのは。貴方よ」



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