101: ◆7z8ZeD4jWk[saga]
2014/04/14(月) 16:17:49.59 ID:is1fghDo0
柴田つぐみ「!!」ビクッ
コナン「ど、どうかした?」
柴田つぐみ「……あ、ううん!何でもないの」
灰原「本当に大丈夫?顔が青いわよ?」
柴田つぐみ「う、うん!大丈夫だよ!ありがとうね、2人とも」
コナン「こちらこそ、本当にごめんね。じゃあ、無事行けるといいね」スッ
灰原「縁があれば、また会えると良いわね。じゃあ」スッ
柴田つぐみ「うん、またね……」
ドクンッ
柴田つぐみ「……あの子達は、もしかしたら」
柴田一「おーい!つぐみ!ここにいたのか!探しちまったぞ!」
柴田つぐみ「あ、はじめちゃん……」
柴田一「ん?どうした?何かあったのか?」
柴田つぐみ「あ、あの……。今そこであった子達が取材先のレストランの場所、教えてくれたの」
柴田一「そっか、そいつはラッキーだったな!良し、早速行くか!」
柴田つぐみ「うん……」
柴田一「どうした?元気ないな?」
柴田つぐみ「あのね、その子から感じたの……。地獄少女の気配……」
柴田一「っ!!本当か?」
柴田つぐみ「うん。微かにだけど……」
柴田一「……そうか」
柴田つぐみ「わかんない。気のせいかもしれないけど……」
柴田一(地獄少女……。お前は今もまだ、悲しい叫びを胸に秘めて地獄流しを行っているのか……?)
柴田つぐみ「はじめちゃん……?」
柴田一「あ、すまんすまん。つい、あの時の事を思い出してな……」
柴田つぐみ「大丈夫だよ、はじめちゃん。何があっても私達、ずっと一緒でしょ?」
柴田一「……ああ、もちろんだ。さぁ、行こう!取材費ごまかしてきたからな。たくさん食っちまえ!」ニッ
柴田つぐみ「もう、はじめちゃんったら!」ニコッ
柴田一(地獄少女。お前が地獄流しを続けることを、俺はもう否定しない。邪魔もしない。仙太郎の血を引く俺達を許さなくても構わない。だが、俺は……。この子を守る。そしていつか、お前の真実を世に伝える。それが俺に出来るただ1つの事だと思うからな。いつかお前が救われることを、願っているよ。閻魔あい……)
柴田つぐみ(あの子達は、地獄少女と何かあったのかな……。良い人達だったし、何も無いといいな……。地獄少女も、私とはじめちゃんみたいにいつか……。誰かと笑いあえるのかな……。笑いあえるよね、いつか……)
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