20: ◆wPa8gvIIfE[saga sage]
2014/03/22(土) 07:11:01.08 ID:wmGzgTJ20
曽根「この上、まだ何かあるのかい?」
光彦「はい......。初めは、いわゆる普通のイジメでした。上履きを隠されたり、イスに画鋲がつけられてたり、教科書を隠されたり。トイレに入ってる時にドアをガムテープや接着剤で塞がれて、上から水をかけられた事もありました」
曽根「そいつは酷いねぇ。親や先生には言ったのかい?」
光彦「勿論。言いました。でも、さっき言ったように何故か皆さん僕によそよそしくて。それどころか、寧ろ僕がイジメられるのはさも当たり前の様に言うんです。あれは、見て見ぬ振りではなくまるで......。それが普通であるかのように」
曽根「そんな馬鹿な事があるかい?じゃあ誰もアンタに味方してくれる人はいないってのかい?」
光彦「......ええ。それでも、最初は犯人も分かりませんでしたし、ちょっと疎遠になっただけで探偵団のみんなはいざとなれば僕を助けてくれる。そう思ってたんです。でも......」
数週間前。
生徒A「あれ?無い、無いよ!?」
歩美「どうしたの?」
生徒A「私の給食費がないの!」
歩美「ええ?!大変!」
ザワザワ......。ダレガトッタンダヨ......。
光彦(何かあったみたいですね。協力してあげましょう。そうすれば少しは僕の評判も変わるかも......)
歩美「......」ニヤッ
元太「......」ニヤッ
ガラッ
コナン「よう、どうした?」
光彦(あ、コナン君......)
歩美「あ、コナン君!大変なの!A子ちゃんの給食費が盗まれたの!」ニヤッ
コナン「そっか、そりゃ大変だ。みんなで探してやらねーとな。誰か、何か見た奴いねーか?」ニヤッ
ヒソヒソ......。オマエミタ?シラナーイ......。
元太「あのよぉ、コナン。俺実は見たんだよ」
コナン「おぅ、元太。何を見たんだ?」ニヤッ
元太「実はよ、見ちまったんだよ。犯人」
光彦(元太君が犯人を?一体誰が)
コナン「そっか、で?誰だったんだ?」
元太「それがよ......。光彦、なんだ」ニヤッ
光彦「!?!?」
578Res/425.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。