27: ◆7z8ZeD4jWk[saga]
2014/03/27(木) 00:45:14.60 ID:jxMV9sRX0
コナン「おーい、その位にしとけよ。ソイツが死んだらオメーらが犯罪者になっちまうぜ。勿体ねーぞ?」
光彦「ぐ、はぁ......」プルプル
コナン「少しは反省出来たか?犯罪者君」
光彦「な、んで......」ガクガク
コナン「あ?」
光彦「友達、でしょ......」プルプル
コナン「オメー、まだ自分の立場が理解できてねーな。仕方ねー」ニヤッ
光彦「......え?」プルプル
コナン「これからゆっくり教えてやるよ。ゆーっくりな」ニヤッ
光彦「......!」ゾクッ
現在。
光彦「......」
曽根「そいつは......。辛かったね」
光彦「ええ......」
曽根「でもそれだけの事をされたんだ、学校だって動いてくれたんじゃないのかい?」
光彦「いえ。何も」
曽根「そんなバカな話があるかい?子供とは言え、そりゃ立派なリンチだ。それを何の注意もしないなんて」
光彦「......おかしな事言うんですね、先生」
曽根「え?」
光彦「ずっと学校にいるなら、僕がどういう扱いをされてるか、知ってるはずなのに」
曽根「ア、アタシはつい最近来たばかりだからね。知らない事もあるよ」
光彦「そう、でしたか。すみません。あの後学校は何もしてくれなかったんです。揉み消しや見て見ぬ振りとかじゃなく、まるで何もなかった様に無関心だったんです。学校だけじゃなく、家族も。いえ。町そのものが、僕に危害を加えるのをさも当たり前だと、言わんばかりに」
曽根「そんな事が本当に......?」
光彦「ええ。しかも、それを皮切りに精神的な攻撃のみならず大っぴらに直接的な肉体への攻撃も日常茶飯事になりました」
曽根「肉体的に?」
光彦「殴る、蹴るは当たり前。バケツの水をかけられたり、靴に画鋲や爆竹を仕込まれたり、階段から突き落とされたり。数えたらきりがありません」
曽根「そんな......」
光彦「しかも、やり方は巧妙でした。怪我をさせないようギリギリのラインをやってくるんです。肉体的な攻撃を緩めたと思えば精神的攻撃を強める。完全に僕が壊れないよう、でも希望や活力を与えないよう、真綿でじわじわ首を絞めるように。生かさず殺さず、学校を休ませないように」
曽根「まるで、悪魔の手口だね。惨いにも程があるよ」ハァ
光彦「......でも、それならまだ耐えられたんです。いつかきっとみんなも元に戻る。また楽しく過ごせる日が来るって。そう信じてたんです。でも......」
曽根「まだ何かあるってのかい?」
光彦「ええ。僕に取って一番辛いと言える事が」
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