過去ログ - 【モバマス・オリキャラ注意】俺「俺の家族がアイドルになった」
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21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 23:28:06.68 ID:++zpxg3R0
 俺は、薫がここに来るまえ、少しだけ子役としてテレビに出ていたという話を思い出した。
 ならば、薫の不慣れから起こるトラブルはなさそうだ。
 となると起こりうるのは事務所内のトラブル、しかしそれも薫なら大丈夫だろう。
 周りが起こすトラブルなんか、思慮しているだけ無駄だ。


俺「……よし。なら、やってみるか!」

薫「ほんと!? わーい!」ピョン

P「あ、ありがとうございます! それでは、細部を詰める話に移りますね……」


 そのあといくつかの書類を見せられ、俺はそれらを少し時間をかけて読んだ。
 疑いたい訳じゃないが、突然のスカウトというのはどうにも怪しい。
 初めは無料、その後はあれよあれよと有料スクールへ……なんてこともあるだろう。
 文面に裏がないかしっかり見定めていった。
 結果、どうやら、諸経費は全て向こう持ちらしい。
 アイドルが少ない中ニュージェネレーションが飛び抜けて売れたから、お金が余っているのかもしれない。
 詐欺まがいのものは見つからなかった。
 俺は粗方読んだあと安堵し、しかし警戒は怠らないよう心に決め、書類にサインしていった。

 作業に一区切りがつき、プロデューサーが立ち上がる。


P「……はい! 書類の方はこんな所ですね!」

俺「後はこちら側……小学校の転校手続きくらいで?」

P「そうですね。……おおっと、連絡があるのを忘れてた。少し席を外します」
 「……すみません、一つお願いがあるのですが」

俺「なんでしょう?」

P「私が戻るまでの間、少しうちのアイドルをお邪魔させてよろしいでしょうか?」
 「あなたに会いたいと言っている子がいてですね……」

俺「構いませんが……自分に、アイドルと縁ができるようなことがあったようには」

P「自分も何がなんだか……」

俺「とにかくどうぞ。自分は構いませんので」



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