過去ログ - 【モバマス・オリキャラ注意】俺「俺の家族がアイドルになった」
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54:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 00:35:48.55 ID:XlF+Gm+f0
 自宅についた。
 俺は弁当を机の上に置き、手洗いを済ませて、風呂の用意をした。
 そしていい匂いを上げる弁当を目の前にした時、また携帯が光った。
 またか。一体俺は何人を相手にしなきゃいけないんだ。
 へきへきしながら携帯を起動すると、今度は携帯が振動した。
 それからしばらく、断続的に携帯が振動し続けた。
 振動するたびに、メールが届いているのだ。
 なんだ、なんだなんだ。一体何が起こっているんだ。
 目を白黒させた俺は、送り主を見る。Pだった。
 それらのメールの全てに本文はなかった。只のテロじゃないのかこれ。
 とにかくブロックリストにPのアドレスを突っ込み、しばしの安息を得る。
 しかしまた携帯が鳴った。今度は着信、電話に切り替えてきたのだ。
 しかもワン切りである。迷惑この上ない。
 ワン切りがしばらく続いた後、今度はずっとかけっぱなしにしてきた。出ろ、と暗に言っているのだろう。
 こんな性格だったか、あいつ? 俺はため息一つ、電話に応じた。

俺「なんだ、さっきからしつこいな。切るぞ」

P「待て待て待て! 聞いたか? パーティーの話!」

俺「だから参加しないって。仕事の都合だ」

P「逃げるのか!」

俺「逃げる? 何から。追われてるつもりはないぞ、それじ」

P「逃げるのか、薫から!」

俺「……は?」

P「逃げてるんだよ、その行動は!」
 「薫を連想させるアイドル自体に近寄りたくないから俺からも逃げる!」
 「薫と向き合わず、心の内も見せず、はいさよなら!」
 「それでいいのか、って言ってるんだ!」

俺「……チッ、何年も経って、久々の連絡がそれとはな」
 「一応言うが、俺はもうお前と喋ることも嫌なんだ」
 「それに、やり直すも何もねえよ。薫とは絶交した。変わることはない」
 「売れてるからって金をせびるような愚図になった訳でもねえ」
 「責められるようなこと……昔はしたさ」
 「でもそれも、今はもうお前が正したんだろ?」
 「俺がまた薫と会ったら、変に捻じ曲げちまうかもしれない」
 「お前も薫の為を思うなら、その原因である俺を連れて行こうだなんて思うなよ」
 「悪影響の塊みたいなもんだったろ? なら改めて向き合わせる必要もない」
 「俺にこれ以上、薫を追い詰めさせないでくれ」



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