過去ログ - 【モバマス・オリキャラ注意】俺「俺の家族がアイドルになった」
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6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 22:52:25.15 ID:++zpxg3R0
俺「お、おい、薫―?」

薫「」ニゲル
 「……」ジー

俺「と、とりあえずこっち来いよ。お前と話がしたい」

薫「……」

俺「……」



 こんな感じで、初めの頃は全く寄り付いてこなかった。
 タイミングを見計らって話しかけても、わざわざ毎度扉の近くまで逃げるほどだ。
 仲良くなろうとしていた俺も、日々の仕事の疲れもあって面倒くさくなり、薫と会話をかわすことはほぼなくなった。よほど重要なことがあった時のみ、必要最低限の口数で話した。
 虐待が思わぬ所で躾となっていたのか、厄介事が起きることは殆どなかった。
 過度に触れ合うことなく、取り敢えず御飯を与えてやればいい。
 時々物欲しそうな顔をしたら、その時買い置きのお菓子をやる。
 触れ合うこと自体も、俺の帰りが遅くて少ない。

 そうして、一年くらい経った頃。
 俺は珍しく、早くに帰ることができていた。

俺「ただいまーっと」

薫「……」モジモジ

俺「……なんだ、やけにそわそわして。チョコが欲しいのか?」

薫「……お、おかえり! おにぃちゃん!」ニコッ

俺「」
 「!?!?」

薫「おにぃちゃん、どうかした?」

俺「あ、あぁ、ただいま」
 「……急にどうした?」

薫「あ、その、ね、おにいちゃんは、いたいことしないって分かったから」
 「だから、仲良くなって、もっとおはなししたいなーって!」

俺「お、おう」

薫「最近おにぃちゃんがかえってくるの遅かったから、おしゃべりするチャンスがなくて」
 「だから、今日はいーっぱい、お話しよー!」

俺「あ、ああ」ポカーン




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