過去ログ - 【モバマス・オリキャラ注意】俺「俺の家族がアイドルになった」
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62:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 00:49:05.45 ID:XlF+Gm+f0
俺「……」

俺1「いや、その。俺にも若干経験があって、ッスね」
 「光がどんどん有名になって、芸能界に潜り込んでいって、当然イケメンに囲まれていって」
 「それに対して、嫌な感じがしていたのかなあ……って思ってたんスけど」
 「落ち着いて考えてみたら、違ったんスよ」
 「ただ、テレビで活躍し始めたのを見て、ああ、なんか抜かれちまったなあって思って」
 「悔しかっただけだったんスよ。いやあ、俺もガキっぽかったなあ」

俺「……」

俺1「……どうかしたッスか?」

俺「……いや」



 核心を突かれた、と直感した。
 なんだ、それだけだったのか。
 俺が薫のステージを見て嫌な気分になっていたのは、ただ嫉妬していただけだったのだ。
 俺と薫は似ていると思っていた。……いや、どこか下に見てさえいたのだろう。
 薫は、俺がいないと笑えない。話せない。そんな気持ちがどこかにあったのだ。
 なのに、薫は多くの人に囲まれて、それでも笑ってみせた。
 多くの人間と繋がりを持ち、応援される人間になった。成長し続けていた。
 比べて、俺はどうだ? 何か変わった所があっただろうか?
 この顔を理由にして、他人に近づくことすらしなかった。

 とんだガキだ。娘が俺より強くなったから、嫌になって拗ねたのだ。
 しかし何故、俺はこんな簡単なことに気付けなかったのか。その理由もすぐに分かった。
 人と触れ合うこと自体が少なかった俺は、誰かを羨むという経験がなかったからだ。
 それと、他人の話す自慢話が気にならなくなるほどに、面倒なことを背負ってきたから。

 くだらなさに思わず笑いがこみ上げてきて、俺は抑えた笑いを漏らす。
 あいつは隣で変な顔をしていた。



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