過去ログ - 偽街の子供達「ご主人様!」メガほむ「ご主人様!?」
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844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/16(水) 01:54:25.76 ID:Mc5ENi5U0
杏子「あははっ。あいつバカだな、ほんと!」

まどか「えへへ。さやかちゃんはそうやってみんなを笑わせてくれるけど、人一倍ほかの人のことを気にかけてくれてるんだよ」

杏子「へー。まあちょっと意外だな」

まどか「そう? でも杏子ちゃんが話してくれたマミさんも、ちょっと印象が違うっていうか……」

杏子「あいつが調子に乗ってる時は大抵ツメが甘いんだ。本人は気づいてねーだろうあたりが、特にな」

まどか「あははっ。うん。わたしマミさんと、もっともっと仲良くなれそうな気がするよ」

杏子「そっか。わたしもあんたと話せてよかったよ。さやかのこと、けっこう誤解してた部分もあったと思う」

まどか「わかってくれたならよかったぁ。……それに、杏子ちゃんがマミさんをすっごく大切に思ってるんだってことも、わかったよ?」

杏子「……」

まどか「ねえ。杏子ちゃんもマミさんと一緒に――」

杏子「あいつとはつるまないよ」

まどか「え……」

杏子「誰かのために命を懸けるなんてごめんだね。正義の味方だとかみんなの幸せを守るとかそういうもんに命を懸けていいのはね、本当に限られた相応しいやつだけだ」

まどか「……相応しい、人?」

杏子「ああ。あたしはそうじゃなかった。いろんな魔法少女を見てきたけど、マミ以外にふさわしいって思えるやつはいなかった。本音を言えばさやかにだってマミと同じことをしてほしくないんだ」

まどか「……」

杏子「やることがすんだらあたしは風見野に帰るさ。あたしみたいな忘れたい過去にいつまでも目の前をうろつかれちゃ、マミにとっても迷惑だろうしさ」

まどか「マミさんはそんなこと……」

杏子「いいんだよ、それで」

まどか「……っ。杏子ちゃんはそれでいいの? ちゃんとわかるよ? ホントは仲直りして一緒に戦いたいんでしょう? 一度はケンカになっちゃったかもしれないけど、ちゃんと話せばマミさんだってわかってくれ――」

杏子「あんたはもう首を突っ込まないほうがいい。……マミとさやかのことは心配すんな。あいつらにもしものことがあったら、あたしがなんとかする。もう帰んなよ。家族を心配させるもんじゃないよ?」

まどか「杏子、ちゃん……」

杏子「あんたが持ってる当たり前の幸せってやつをないがしろにしちゃいけないよ」



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