過去ログ - FinalFantasy零式心寄/奇譚 -SS速報VIP

過去ログ - FinalFantasy零式心寄/奇譚

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1: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:25:24.44 ID:/LmgGlr60

――私は、あまり運のある方じゃない。

　学校では、人前で話すことには全く慣れていないのに講演を頼まれる。

　戦闘では、使っている武器の為か前線を任される。

　クラスでは、はっきり言って世間一般に言う『女子』としての扱いはあまり受けたりはしない。

セブン「それにしても……」

　しかし、今挙げた3点は、全て自己の努力で解決できることだ。

　話す事が苦手なら練習をすれば良い。　戦闘が苦手なら鍛錬を積めば良い。　女子の扱いを受けたければそういう振る舞いをしていれば良い。

　だから、『運』という言葉で解決するには、些か都合が良過ぎるのかもしれない。

　だが。

セブン「…………これは、運が悪いとしか……。表現はできないな」

　赤と黒で構色された制服を通り抜け、突き刺す様な直射日光。
　一面を見渡すと、視界に広がるのは怏々となるような砂丘、砂山、砂塵。

セブン「………………砂漠、だな」

　
　それ以外の表現方法は、思いつかない。
　運が悪い、という辛辣な言葉が、重く私の心に絡みつく。
　

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2: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:30:55.37 ID:/LmgGlr60

ー

　事の発端は、つい先日のクラサメ隊長からの指令だった。

以下略

3: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:33:54.71 ID:/LmgGlr60
ー

　ここでナインやサイスたちがブチ切れたのは言うまでもない。
　
　元々乱暴な気質かつ耐え性の無いナイン。

以下略

4: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:35:41.58 ID:/LmgGlr60
ー

セブン「……はぁ」

以下略

5: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:39:00.67 ID:/LmgGlr60
ー

【 Mon PM 13:30】

以下略

6: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:40:05.44 ID:/LmgGlr60

　迂闊だ。砂を踏みしめる音を聞き取れなかった。
　先の見えない絶望感に浸り過ぎていたのかもしれない。
　

以下略

7: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:41:32.34 ID:/LmgGlr60

デュケラトプス「うぐううううううっ！！！！！ぐがあああああぁぁぁぁぁっ！」

以下略

8: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:42:43.37 ID:/LmgGlr60

【　Mon PM20:34】

セブン「……っん、ぅ」

以下略

9: ◆7oWiJj9WF6
2014/03/18(火) 00:44:06.92 ID:/LmgGlr60

ジャック「大丈夫～？　一応、ポーションでも飲んでおく～？」

セブン「えぇっと……、あ、あーっ。じゃ、ジャック。ポーションは、大丈夫だから。……と、とりあえず降ろしてくれないか？」

以下略

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