過去ログ - 【東方】?「平和な安価東方SSが流行っている風潮をぶっ壊す!」【SS】
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23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/20(木) 00:37:52.45 ID:mK0S/OHM0


 射命丸「そこまで言われちゃ仕方ありません、教えることはできませんが、一緒に調べることはできますよ。」


 女「・・・・・・」


 射命丸「取材に行く人も、資料のある場所も知ってます。どうです?」


 射命丸「・・・それに、いまだ未解決の襲撃事件に関連があるなら、スクープですよスクープ。」


 女「・・・分かりました、お願いします。射命丸、なんと言いましたっけ?」

 射命丸「文です。あなたは?」

 女「・・・源エイカ、影に香りと書いて影香です。あ、母は源真影と言いました、変わった名前ですよね」

 射命丸「いえいえ、影香さん、早速行きましょう、そう遠くないところに図書館があります」

 影香「図書館?聞いたことがありませんが」

 射命丸「吸血鬼の館ですよ、紅魔館!そこの図書室はあらゆる書物が収納されてますから、下手な聞き込みよりそこに行ったほうが早いんですよ。」

 影香「吸血鬼・・・」

 射命丸「やたらめったら人を襲うような奴じゃありませんから、大丈夫ですよ。行きましょう、準備は?」

 影香「ああ、大丈夫です。」

 射命丸「飛べます?」

 影香「飛べます」


 二人はそのまま外に出た。射命丸は速度が出すぎないよう加減してやらなければならなかったが、道中は話していった。


 射命丸「お母さんはどんな人だったんです?」

 影香「・・・ううん、無口で、無表情で・・・妖怪の中でも強いほうじゃないんですかね」

 射命丸「強い?」

 影香「ええ、そのおかげで私もこうやって飛べているわけですし。」

 射命丸「能力とか持っていたんですかね?」

 影香「ううん、いや、話していませんでしたねえ・・・」

 射命丸「じゃあいよいよ誰なんでしょう、名前も知りませんし・・・」

 影香「幻想郷では新参者らしいです。カネモリ事件の日に生まれたとか。」

 射命丸「へえ、なんの因果ですかねえ」

 影香「まったくです。」


 などと話しているうちに、湖の上空を抜け、赤い洋館が見えてきた。


 射命丸「あああれです、入ってしまいましょう。」

 影香「え?いいんですか?ほら、門のところに人が・・・あれ?寝て・・・」

 射命丸「いいんです、入っちまいましょう。」


 二人は門をするっと抜け、中に入ってしまった。



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