過去ログ - 【東方】?「平和な安価東方SSが流行っている風潮をぶっ壊す!」【SS】
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52:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/01(火) 17:10:41.28 ID:RLoFr32+0


 紫「そう、あの日幻想今日中に起こった悪夢・・・・・・」


 紫「誰が、自分に殺されるなんて想像したでしょう?」


 影香「・・・義真は、一人一人コピーして当たったんでしょうか?」


 紫「そんなはずないわ、彼、面倒くさがりの快楽主義者だもの。」


 紫「方法については・・・確信は持てないけど、辻褄が合う方法があるのよ。」


 紫「月が増えたことにも、清盛の御殿への侵入手段にも通ずる・・・」


 影香には心当たりがあった。


 影香「ただ一人、天国にも地獄にも全く資料の残っていない女妖怪・・・彼女ですね」


 紫「ええ、話が早くて助かるわ。彼女は生前からの義真の部下、おそらくは忍・・・」


 影香「忍・・・忍者ですか?」


 紫「壇ノ浦決戦の際も、平方の天皇を服部一族が保護したという説があるわ。その時代には既に存在していた。」


 紫「怨霊が能力を持つ場合、生前の生活・職業が強く影響するのよ。」


 紫「彼女が持っていたであろう能力は、その職業から影響されたもの」


 紫「『影を伝う程度の能力』」


 影香「・・・!」


 紫「月の光はおそらく義真が増やしたのでしょう・・・能力が夜間でもよく使えるように」


 影香「でも、それだけでどうやって・・・?他の仲間は能力は持っていなかったんでしょう?」


 紫「・・・さぁ、着いたわ。ここよ。」


 そう言って、紫はボロボロになったしめ縄をはね上げた。




 不自然に隆起して、露出した地層を地上の木の根がおおっている。


 その中に、ポッカリと穴が口を開けていた。


 普通、多少陽の光が入り込んでいて、中の地形が見えるはずなのだが、そこは全くの闇だった。




 紫「ここが、双月異変の引き起こされた場所・・・」


 紫は静かに言った。


 穴はとてもそんなスケールを秘めているようには見えなかったが、異様な雰囲気を放っていることには違いなかった。



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