過去ログ - 【東方】?「平和な安価東方SSが流行っている風潮をぶっ壊す!」【SS】
1- 20
70:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 17:59:51.91 ID:dinO7fma0


 藍「はいはい、いますよ〜」ヌッ


 影香「うわ!あ、あの!紫さんが・・・」


 藍「わかってる、有力者を集めろって話でしょ?この緊急事態じゃ、することも限られる」




 彼女は障子をさらに開け、廊下に出るように促す。




 全く歩くペースに乱れがないことは少々呑気にも思えたが、彼女の廊下を歩く態度にはどこか緊張感があった。




 影香「・・・・・・あの、さっきの卓の上にあった資料は・・・」


 藍「ええ、今までああいうことを調べてたんだけど・・・」


 藍「全員、結界の保護のない外で生き残っていただけあって、相当の実力者・・・戦いにも慣れた手練ね」


 藍「おそらく、源義真を核とした好き勝手集団・・・お互いの事も仲間とも思っていない」


 藍「調べるだけ無駄だったかもしれないけれど、戦いになった時の手の内がわかっただけいいかしらね」


 影香「手の内・・・」


 藍「乙玲は接近戦、山椒はパワータイプ、エレーナは冷気系統・・・アダムは元悪魔だから、それに応じた戦法ね」


 影香「ああ・・・やっぱり戦いになるんですね」


 藍「残念ながら・・・」


 影香「・・・・・・!?」




 その時、障子の向こうから凄まじい力を感じた―――とともに、酔ったようなドラ声が聞こえてきた。


 ?「おおーい!酒が足りねえぞお!酒がーっ!」




 影香「・・・?」


 藍「・・・・・・こんな時まで・・・」


 どら声の主は幻想郷きっての実力者なのだが、その時の影香には知る由もなかった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
111Res/120.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice