16:サンザシ飴、プロレタリア独裁、童貞喪失[saga]
2014/03/19(水) 18:47:17.79 ID:9aNlzy2go
携帯を取り出し電話を掛けると、ほとんど待たされずに繋がった。
「僕だ。うん、終わったよ。……いや、理由は最後まで言わなかった。うん、うん……、わかった。すぐ戻るよ」
決してベッドを振り返らないよう、歩を進めながら携帯をしまいながら、ふと彼女の言葉を思い出す。
「サンザシの……」
しまった携帯をもう一度取り出し、検索をかける。
「……花言葉」
検索結果を見て目を閉じる。
もう涙はでなかった。
「僕も、そうだったよ」
振り返ると、砕けたサンザシ飴が、ベッドを赤く彩っているのが見えた。
終わり
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