12: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/03/19(水) 15:38:59.51 ID:piabdirRo
この人なら、自分も心から好きになれるだろう。
そう思った。だから付き合った。
日に日に好きになっていく途中だった。
だから今、正直、恋人でなくなったことを残念に思う気持ちは湧いてこない。
その代わりに、どうか僕なんかよりもっといい人を見つけて幸せになって欲しい、
と恭介は切に感じる。
仁美から受けたものと比べるとかなり淡いながら、好意はそこにあった。
恭介と仁美の間には少なくとも通っている物、
もしくはこれから通おうとしていた物があった。
しかし、そんな繋がりはさやかの激情に比べれば、
まるでままごとのようなお遊びだった。
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