17: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/03/19(水) 15:51:34.19 ID:piabdirRo
「恭介、恭介、恭介、恭介、恭介、恭介、恭介――」
保護されてから、最初どうにも手のつけようがなかったさやかが、
目に見えて落ち着き始めた。
つまり恭介と仁美以外の誰かがその身体に触れても、
さやかが暴れず無関心でいるようになったのは、
この部屋に音楽が流れるようになってからのことだった。
音楽でもすべての音楽を喜ぶわけではない。
クラシック音楽の、全体から見れば一部の音楽に限られていた。
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