46: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/04/17(木) 21:35:14.89 ID:HamqrAcGo
しかし、さやかが大切な人であることは今も昔も確かだ。
だったらさやかの気持ちを知った今なら、自分にとって大切な人の一人である彼女を、
そういう目で見ることができるようになるんじゃないか?
さやかにこれ程の愛を注がれているということを意識するのは、
恭介にとって悪い気分ではなかった。
こんなにも誰かが自分を想ってくれるなんてことは、
普通誰にだって経験可能なことではないだろう。
僕は、ちゃんと彼女を愛することができるのか?
少なくとも、恭介の内心には、
幼いころから彼と深く繋がってきたさやかへの親しみがあった。
63Res/34.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。