過去ログ - さやか「愛に腐りし円の御剣」
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46: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/04/17(木) 21:35:14.89 ID:HamqrAcGo
しかし、さやかが大切な人であることは今も昔も確かだ。

だったらさやかの気持ちを知った今なら、自分にとって大切な人の一人である彼女を、
そういう目で見ることができるようになるんじゃないか?

さやかにこれ程の愛を注がれているということを意識するのは、
恭介にとって悪い気分ではなかった。

こんなにも誰かが自分を想ってくれるなんてことは、
普通誰にだって経験可能なことではないだろう。

僕は、ちゃんと彼女を愛することができるのか?

少なくとも、恭介の内心には、
幼いころから彼と深く繋がってきたさやかへの親しみがあった。


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