56: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/04/17(木) 22:05:18.08 ID:HamqrAcGo
さやかの後頭部に手をやる。
自分から顔を近づけ、迎えに行く。
さやかの眉と鼻、二つの蒼い目が自分に迫る。
その様子と経過をやすやすと恭介は想像することができた。
けれど、最後までやらなかった。
はぁ…………と、心から身体の底からのため息が恭介から吐き出された。
――心からの愛を、彼女に注いであげるよう努力してあげて。
あやうく取り返しのつかないことをしてしまうところだった。
さやかが僕のすることを受け入れてくれるかどうかは問題じゃない。
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