過去ログ - 少女「ここは何処?」 日本兵「目が覚めたか」
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24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 21:59:21.17 ID:tW9kh8Mh0
少女「死んでからも仕事なんて大人は大変ねぇ。天国でゆっくりしたらいいのに」

日本兵「いやぁ、これは義務みたいな物だからね」

少女「義務?」
以下略



25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 21:59:55.82 ID:tW9kh8Mh0
日本兵「うん?あぁゴメンゴメン。ちょっと考え事をしていたよ」

少女「…ひょっとして聞いちゃ悪い事だった……?」

日本兵「いやいやまさか。あっ、この書類、お嬢ちゃんのスリーサイズも書いてあるな。どれどれ……」
以下略



26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:00:27.24 ID:tW9kh8Mh0
少女「お…おじさん。ちょ…ちょっと待って……」

日本兵「どうしたい?もうへばったのか?」

少女「一応こっちはか弱い女の子なんだから…こんな岩がゴロゴロした道を何kmも歩けないって……」
以下略



27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:01:01.72 ID:tW9kh8Mh0
日本兵「ふむ、もう良い時間だしここらで野営しても良いだろう」

少女「やえい?」

日本兵「野営、つまり野宿だ」
以下略



28:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:01:38.82 ID:tW9kh8Mh0
日本兵「さぁお嬢ちゃん。これでも飲みなさい」

少女「ありがと、いただきます……」

日本兵「しかしお嬢ちゃんは歳の割りによく歩いたよ。普通ならこの7割程度だ」
以下略



29:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:02:08.60 ID:tW9kh8Mh0
少女「それで、私はそのテントで寝れば良いわけ?」

日本兵「希望とあればおじさんと一緒のテントでも構わんが……」

少女「丁重にお断りします」
以下略



30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:02:39.35 ID:tW9kh8Mh0
少女「(はぁ疲れた。死んでも疲れるのね、知らなかった)」

少女「(…………)」

少女「(私死んじゃったのかぁ……)」
以下略



31:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:03:23.38 ID:tW9kh8Mh0
少女「う……何?テントの入り口開けたら承知しないけど」

日本兵「いやぁ…そろそろ死んだ実感が沸いてきて泣いてるんじゃないかと思ってね♪」

少女「(何よムカつく!!まぁその通りだったんだけど……)」
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32:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:03:57.82 ID:tW9kh8Mh0
少女「(え……?)」

日本兵「まぁそういう時代だったとは言え、酷い事だったと思ってるよ。中を確認もせずに建物に手榴弾を投げてしまったんだ」

日本兵「それでね…部屋の中はホントに恐ろしい惨状だったよ。こんなこと普通なら死罪だ。しかし戦闘中の事だったから結局うやむやになってね」
以下略



33:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:04:32.08 ID:tW9kh8Mh0
少女「………」

日本兵「それがおじさんがここにいる理由だ。まぁそれだけだよ」

少女「あの…おじさ……」
以下略



34:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/19(水) 22:05:14.97 ID:tW9kh8Mh0
少女「(まったく何なの?そんな重い話されて寝られるわけないじゃない!!)」

少女「(でも…そっかぁ…おじさん軍人だし人を殺してるわけかぁ……)」

少女「(そうは見えないけどなぁ…むしろ軍人とは正反対に見えるし……)」
以下略



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