過去ログ - 姉「死にたい……」妹「おねぇちゃーん?」
1- 20
15:>>13日付間違えた。正しくは3月19日[saga]
2014/03/19(水) 23:19:23.09 ID:pvujaizM0
 3月20日。今日はお姉ちゃんが死んだ日だ。だからといって何もない。……はずだった。それはお姉ちゃんが死んだ時間ーー7時53分に起こった。

「死にたい……」

「あれ?今回は早いなぁ……どしたんだろう」

「妹ちゃん………………もう、やめよう?」

「……え?」

お姉ちゃんクローンがおかしな事を言い出した。

「ふぅ……やっぱり命日ともなると、ちゃんと動くはね」

「……お姉ちゃん?」

「妹ちゃん。落ち着いて聞いて。私は、自分が死んだ時間だけ、クローンに介入出来る用になっていたの。
 1回や2回の挑戦じゃそのクローンに乗り移れ無いわ。でも、何回かやると、私はそのクローンに乗り移れた」

「……お姉ちゃん?」

一体このお姉ちゃんは何を言っているのだろうか。クローンだとかなんだとか。

「でも、きちんと介入出来なかったわ。精々がクローンの自我を崩壊させるだけ。
 でも命日は力が少し強まった。でも1回目の命日じゃまだあまり何も出来なかった。2回目3回目も駄目。でも4回目の命日で、私は漸くきちんとクローンに介入出来た」

今日のお姉ちゃんは何かがおかしい。

「ねぇ妹ちゃん。現実を見て?私はもう死んだの。妹ちゃんはもう1人で生きられるわ」

「うるさい」

今日のお姉ちゃんはおかしい。

「もうこんな事は止めて」

「うるさい」

また失敗?あれ?失敗ってなにがだ。分かんないや。目の前で何かが喋ってる。でもこんなのお姉ちゃんじゃない。

「妹ちゃん!!」

お姉ちゃんは私を否定しない。だってお姉ちゃんは優しいもん。お姉ちゃんらしきものが崩れる。私はナイフをもつ。あれ。もう持ってるや。死ね!!死ね!!死んじゃえ!!お前はお姉ちゃんなんかじゃない。

「妹…………ちゃん…………現実………………」

あ、死んだ?止まった。止まったよ?あー死んだ死んだ?死んだ?なんで?誰が?お姉ちゃん?お姉ちゃんが死んだ?なんで?いや嘘だ?嘘だ?嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。

お姉ちゃんが私を置いてくはずがない。お姉ちゃんは酷くない。お姉ちゃんは…………………………………………



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
20Res/8.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice