過去ログ - 晶葉「出来たぞ! 未来予測機だ!」
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13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/19(水) 23:05:34.54 ID:0hFC8v2Lo
ちひろ「はぁ」

晶葉「手を貸してくれ」

ちひろ「お断りします」

P「即答か」

ありす「なぜですか。説明してください」

ちひろ「不公平だからですよ」

菜々「不公平……?」

ちひろ「本来知ることの出来ないはずの情報を元に未来を改竄する。
    そんなことが出来たら夢のような話ですよね?
    だって宝くじの番号がわかれば大金持ちなんですから」

ありす「普通ならば出来ないはずの改竄を手助けすることは出来ない、と」

ちひろ「そういうことです。ただでさえ未来を覗き見出来たのですから
    それで満足すべきですよ」

晶葉「ならちひろさんの手を借りずに未来を変えればいいか」

ちひろ「自分達の手で変えられないと気付いたから私を呼んだのでしょう?
    晶葉ちゃん」

晶葉「……」

ちひろ「あなたたちがわかるのは『2年後にプロデューサーが倒れる』ことだけ。
    なぜなのか、どうしてなのかはわからない。もちろんその機械を使い
    続ければいつかは原因に辿り着けるかもしれません。
    でももしもわからなかったら。もしも対処しようのない原因だったら。
    もしもあの未来が手を尽くした結果の未来だったとしたら」

菜々「未来は……変えられない」

ライラ「ただいまですよ……。どうかしたのでございますか?」

ちひろ「ああ、丁度いいところに帰ってきましたね」

ライラ「?」

ちひろ「変えることの出来ない事実を前にし、人は次にこう思います。
    『こんなことなら知らなければ良かった』と」ゴソゴソ

ちひろ「自ら望み、そしてそれを拒み、忘れようとする。
    人の心とはどうしてこうも弱いのでしょうね」スゥ

P「……なんですか、そのペンは?」

ちひろ「ここまで色々言いましたが今回の件については私が軽々しく
    発明の手助けをしたという問題点もあります。それについては
    謝罪しなければなりません。だからこれが私に出来るお詫びです」

ちひろ「ではみなさん、これを見て」

ピカッ


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