過去ログ - 「お帰りなさい、プロデューサーさん!」
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6: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:18:58.48 ID:issOA1E70



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以下略



7: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:19:24.76 ID:issOA1E70


朝、事務所に一番に来て鍵を開ける。
私の一日で、最初の仕事。

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8: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:21:21.47 ID:issOA1E70

今日も最初の仕事を終え、準備をしていると扉が開いた。
反射的に振り向き、出社した人物に声をかける。

「おはようございます……律子さん」
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9: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:22:01.41 ID:issOA1E70

すごく失礼な事をしているのに、765プロのもう一人のプロデューサーさんはただ黙って胸を貸してくれた。
堰を切ったように嗚咽を漏らす私を、そっと包んでくれる。

「皆が来るまでなら、こうしていますから」
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10: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:24:06.73 ID:issOA1E70

「私でよければ話くらい、聞きますよ」

自分だって寂しいはずなのに、悲しいはずなのに。
こうして私を支えてくれる。
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11: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:24:41.33 ID:issOA1E70

行かないで。

言いたかった、言えなかった言葉。

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12: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:25:10.48 ID:issOA1E70

今まで静かに頷いていた彼女から突然名前を呼ばれ顔を上げる。

「私、決めたことがあるんです」

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13: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:26:09.89 ID:issOA1E70

決意を秘めた眼差しで私を見据える彼女。

「帰ってきた時に変わらずそこにある事、それがあの人の為に出来る事だって思うから」

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14: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:27:18.71 ID:issOA1E70

「あの人の穴を埋める為に泣いてる暇なんか無いくらい、今日からビシバシコキ使ってあげますからね!」

いたずらっぽくそう言い放ち。
その言葉に、私は微笑みを返すのが精一杯だった。
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15: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:28:09.04 ID:issOA1E70


遠く、海を渡って頑張ろうとしている彼を想う。

貴方ならきっと大丈夫だって信じてるから。
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16: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/03/20(木) 18:28:37.45 ID:issOA1E70


「お帰りなさい、プロデューサーさん!」


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