52: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 05:44:24.27 ID:nQrYk9UJ0
杏子「…あたしは…まあ他の時間軸の話だが、本当に弱くて、弱くて、弱くてな…。この自分もそうなんだけど、情けなくてね」
まどか「…そんな
杏子「事実だ。自業自得、とか言って回ってるくせに、自分の業すら支払えていない。あたしが立ち直るのに時間が掛かったのは…そんな自分が許せなかったからさ」
マミ「佐倉さん…」
杏子「でもさ、こいつと…ほむら。すげぇんだ。なんで絶望しねーんだって、見てるこっちがやべぇぐらいの地獄だってのによ…」
杏子「極めつけは、前の時間軸のまどかの願いさ。正気かよ?なんの見返りもないんだせ?まあ結果はほむらを蔑ろにしちまったけどさ…」
杏子「とてもじゃねぇが敵わなかった。ベテラン?笑わせるぜ。てめぇの世界から目を背けてた奴が、なに吹いてやがんだか」
さやか「…杏子…あたしは杏子にたくさん助けてもらったよ」
杏子「なんだよ急に…。でさ?まどか。あんた、宇宙を作り変えるんだよな?」
まどか「…うん」
杏子「なんのために?」
まどか「魔女と戦ってきたみんなを、希望を信じた魔法少女を、私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいてほしい」
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