66: ◆PBEgZx6.Rk[saga]
2014/03/21(金) 06:01:23.02 ID:nQrYk9UJ0
QB「結果は…失敗だった。失敗どころの騒ぎじゃない。彼等にとって最悪、君達にとっては最良の結果を叩き出した」
QB「君達は知っているはずだ。ほむら、君が時間遡行を繰り返す度に、まどかの力は増していった」
ほむら「…今さら、それがなんだっていうのよ」
QB「まどかが魔法少女になっても、次の時間軸のまどかはより強い力を宿した」
QB「解るかい?因果は消費されていなかったんだよ。まどかが契約しようがしまいが、因果は増大し続ける」
QB「…では、概念となるほどの力を得たまどかの、その次の時間遡行した先のまどかは、どうなる?」
ほむら「…概念となったまどかを超えるまどかが、生まれる…の?」
QB「それがこの世界に存在するまどかだ。もう過去にも未来にも存在するはずがない、どんな時間軸にだって存在し得ない、そんな彼女の運命を、この世界のまどかは見事に跳ね除けて顕現した。宇宙改変をも否定したんだ」
QB「あの強大な魔力…もう既に彼女は時間軸を超えた理さえ否定出来る。自身が新たな理を生み出すことも造作も無いだろう。彼女は現世に存在したまま、神のように振る舞うことが出来る。もう既に、遊び半分で美樹さやかを魔女化させているんだろう?」
ほむら「…よかった…まどかは…本当に本当のまどかなのね…」
QB「この世界のまどかの強大な力が、僕達がこの仮説を選んだ理由だ。僕達に限りなく都合が悪く、君達の都合に良い。僕達の失敗、と仮定すれば、こんな事も起こりえるんじゃないかな」
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