23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/22(土) 11:55:35.72 ID:etGBe7Xx0
律子「へぇ...理由を聞いてもいい?」
沙織「...わだす、昔から地味で目だたねくて、いてもいなくてもわがんねーような存在だったんです...」
律子「そうかしら?奥山さんくらい可愛かったら周りの子は放っておかないと思うんだけど...」
沙織「と、とんでもねーです!わだす人前さ出んのこっぱずかしくて苦手で....」
沙織「特に...このメガネが苦手だったから...」
律子「あら、可愛いメガネじゃない」
沙織「今はそうだげんども、昔はもっと地味なメガネかけてて...髪もボッサボサで...」
沙織「わだすは誰の気にも止められねーまま、適当な仕事見つけて地味な人生送ると思ってた...」
沙織「でも...ある時にテレビさ見てたら、そこには可愛い女の子が歌って踊ってるのが映ってたんだぁ...」
沙織「その子はわだすと同い年なのにすっごく楽しそうにみんなの前でアイドルをやってて...」
沙織「なにより驚いたのは、その子がメガネをかけたまま笑顔でライブをしてた...」
沙織「わだすにとってコンプレックスのはずのメガネなのに...その子が着けるとより一層可愛さが引き立ってた....」
沙織「それはわだすにとって、眼からウロコが落ちるような衝撃だったんです...」
律子「それが私だったって事?」
沙織「はい....」
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