過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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101:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/24(月) 04:29:22.75 ID:qXwHGX/C0
男「もう二人ともボロボロになっちゃったね、生徒会長…他の人に見られたらまずいかなぁ」

生徒会長「人目を避けて行きたいのなら、向こうから行くのがおすすめよ。それより重くないかしら」

男「重い?あっ、ううん!全然重くないから平気だよ!」

生徒会長「そう、少し安心したわ。私は体重がある方だと思っていたから男くんの負担になっているかと思って」

生徒会長「男くんが望むならダイエットも厭わないから」

男「大丈夫だよ。別に負担にもなってないし、それに僕のために無理して欲しくない」

生徒会長「今のままの私で気に入ってもらえる?」

男「うん、生徒会長は今のままで素敵だから!急にそんなこと訊いてどうし―――ん?」ピタ

生徒会長「感情が気薄で、表情筋なんて無いんじゃないかと言われるほど無愛想な私のままでも気に入ってもらえる?」

男「もしかしてそれずっと気にしてたこと?」

生徒会長「私は昔から周りによくできたロボットみたいだと言われていたわ。何を考えているか分からなくて気味が悪いみたい」

生徒会長「私だって少しぐらい、嬉しいときには嬉しいと思うし、悲しいときは悲しい。怒ったりもするの」

男「あははは、そうだね…」

生徒会長「みんな表面だけで判断しようとする。それが辛く思ったときがあったわ。悩みだった。くだらないと思うけれど」

男「くだらなくなんてないと思うな。何があってもその人にしか分からない辛さはあるんだから!」

男「……表情が豊かで愛想が良い女の子になりたい。たぶん、それが生徒会長の叶えたい願い?」

生徒会長「男くん、可能なら私はこれから先もあなたの従僕で居続けたい。ずっとよ」

生徒会長「……ロボット人間の私であなたが気に入ってくれているのなら、私は――――」

妹「どうしてお前まだ生きてるの?」

男・生徒会長「!」


妹もう一つの能力>>107


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