過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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137:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/27(木) 03:28:50.39 ID:K+PuTNkJ0
妹「お……お兄ちゃんはバカだよ、そんなにその女が大切?つい最近まで赤の他人だったのに?」

妹「どうしてそいつも助けようとしちゃってるの!?」

男「言わなくても分かってるでしょ。僕は彼女が―――」

妹「うるさいうるさい!!黙ってよもうっ!!」

妹「私たち兄妹だけが生き残ればいいの、他の人間なんて知らないよ。邪魔するなら死んじゃえばいい」

妹「お兄ちゃん…また一緒に、平和な頃と同じように、二人で仲良くしよ…ね…?」

男「……」

妹「っ、お兄ちゃんの分からず屋!もういい!」

妹(生徒会長は私から離れた。十分安全に『能力』を発動できる距離、間合いも足りてる。ここなら発動までの微妙なラグも気にならない!)

生徒会長(彼女の『能力は未来予知、男くんの死を見ることができる』。だけど、それだけかしら)

生徒会長(始めに妹さんを見たとき、彼女は無傷だったはず。それが今では所々に擦り傷も見られるし、打撲でできた青痣までも)

生徒会長(あれらは全て私が彼女を攻撃する前にはあった。男くんの様子から逃げる最中に敵と遭遇したとも思えない。転んでできたものとしてはありえない)

生徒会長(妹さんは、確実にどこかのタイミングで何者かから攻撃を受けたに違いない)

生徒会長「男くん、私から逃げている最中に彼女に変わったことはなかった?」

男「変わったこと?いいや、僕と妹はずっと生徒会長から走って逃げてただけだよ。あいつは変な事言ってたけど」

生徒会長「変?」

男「うん。僕が聞き覚えのない話を、まるでさっきも言ったのかみたいに急に切り出してきて……ただあいつが間違えただけだと思うけど」

生徒会長「…突然現われた全身の傷、以前同じことを話したかのような言動」

生徒会長「そして彼女はさっき私の前でいきなり現われ、座って呆然としていた。男くんと一緒に手まで繋いで、私から必死に逃げようとしていたのに」

生徒会長「男くん、私の勘違いでもなければ妹さんはもう一つ『能力』を持っているかもしれない」

男「何だって?」



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