過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sagesaga]
2014/03/28(金) 01:14:52.76 ID:POW835v70
生徒会長「……男くん、私は」
男「僕の『能力は鼻くそを飛ばす』。驚いたよね?僕も初めて知った時は軽く絶望できたよ」
男「こんな『面白い能力』でどう生き残れるんだって。だけど、あなたと出会ったことで僕は今日まで無事でいられた」
男「同じ様にどうしようもない力なくせにさ、凄いよ。本当に凄い。『能力』が全てじゃないのかもしれないって思わせられた」
男「だから、こんな僕でも戦えるかもしれないって……!」
生徒会長「戦わなくていいの。好きに攻撃して。望むなら包丁で刺すなり、屋上から突き落としてくれても構わない」
生徒会長「あなたの手で死ねるのなら、私は何一つ拒まないわ」
男「っ……いい加減にしろよ、舐めるなよ…!」
生徒会長「私はね、男くん。あなたとは戦えないわ。もう『覚悟』なんて欠片も残ってはいないから」
生徒会長「男くんが私へ好意を持ってくれたと同じように、私も―――――」
バァンッ
生徒会長「かはっ…!」ドサ
男「生徒会長はさっきまでの戦いでかなりダメージを負った筈だよね。立つのだってかなり我慢してると思う」
男「傷ついた相手を一方的に嬲るほど僕は悪趣味じゃないよ」
生徒会長「……そんな余裕を見せていて大丈夫なのかしら」
男「戦えよ、僕と。意地でも僕を倒して、勝ち残ってみろよ…」
男「あなたはそういう人だった…情けない姿をこれ以上見せるな…」
生徒会長「ええ、ハンデはここまでにしておくわ」ブンッ
男「うぎっっっ!?」
男(尻餅をついて塞ぎこんでいた彼女の前へ、顔を近づければ…久しぶりだな食らったの。迷いなく顎を殴られた)
男「へ、へへへ……うげぇ……えへへっ…!」
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