過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sagesaga]
2014/03/28(金) 03:48:15.16 ID:POW835v70
生徒会長(男くんは手に持ったカッターで自分の太股を深く突き刺していた。私たちが声をかけると、何度もそこを突き刺すのを止めない)
男「あああぁぁぁー…!」ザックザック
委員長「ちょっと!あたしはそんな事しろって頼んでない!生徒会長さまも聞いてたでしょ!?」
生徒会長「男くんやめなさいっ、お願いだからやめてっ」
男「うる…さい……僕は…僕は……!」
男「『あなた(生徒会長)を忘れる』なんて絶対に嫌だぁぁぁ…!!」
生徒会長「え?」
男「もう誰かが僕の為に戦って傷つくなんてご免なんだよぉ…大きなお世話なんだよっ!!」
男「そうやって自分を押しつけて、僕を最後まで助けてくれようとして…いい迷惑だぁ…!」
男「ねぇ!何でこんなに傷つけたのに、まだ『助ける』んだよ!?どうして殺さないんだよぉぉぉ!?」
生徒会長「言った筈よ、男くん。私は男くんを殺さないと」
生徒会長「たとえ何があろうと私はあなたの『従僕』なのだから……」
男「あ、あ……ははは……そっか、じゃあどうしようもないじゃんね……」
生徒会長「ごめんなさい」
男「いいよ、もう……それじゃあさ、最後って言ったけどあれ取り消し。今度こそ最後の命令だ」
男「僕の傍にきて、生徒会長!」
生徒会長「ええ―――――――」
生徒会長(その瞬間だった。私の鼻の奥が少し動く、感じたときには遅かった)
生徒会長(私の中から放たれた『弾丸』は男くんの左胸を貫いてしまった)
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