過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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29:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/23(日) 00:26:33.03 ID:Vvwqp0d+0
男「……あの、この異様に大きなお弁当箱は」

生徒会長「一緒に食べましょう、男くん。二人分お昼を作ってきておいたの」

生徒会長「勝手だったかしら。でも男くん菓子パン一つで済まそうとしていたし、丁度いいと思うのだけれど」

男「あ、ありがたいよ!ありがたいけど……お昼作ってきてくれるなんて、まるで恋人じゃ」

生徒会長「恋人なんて生易しい。私はあなたの従僕でしょう?これぐらいして当然だと思うわ」

生徒会長「食べましょう?味に自信はないけれど、それでもお腹を満たすぐらいにはなるわ」

男「うん、それじゃあ遠慮なく……あっ、おいしい!これ美味しいね、生徒会長!」

生徒会長「そう。喜んでもらえて良かったわ、早起きして作った甲斐があった」

男「あはは。……ねぇ、生徒会長はどうしてこの戦いに参加しちゃったの?こんな物騒な大会なんかに」

生徒会長「その必要があったからよ。男くんはなぜ?あっ、私如きが主へ質問なんておこがましかったかしら」

男「そ、そんなことは。僕はよくわかんないんだ。でも、どうせマシな理由じゃないとは想像つく」

生徒会長「謙遜しないで。男くんなら、きっと私の想像もできないような素晴らしい目的を持って挑んだ筈よ」

男「どうだろうね…」

生徒会長「っ……」



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