過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/23(日) 00:29:19.79 ID:Vvwqp0d+0
男「ん?どうしたの、さっきから落ち着かない感じだけど。もしかして近くに敵が?」

生徒会長「いいえ、違う。そうじゃないの……男くんが、敬語をいつのまにか止めていて。それで」

男「え? あっ、ごめんなさい!ちょっと油断しちゃってたみたいだ!」

生徒会長「気にしないで。ううん、それでいいの。男くんは私の主なのだから敬語なんて必要ない。必要ないわ」

男「どうして2回言ってるの? はぁ、わかった。それじゃあこれからはこの調子で話すよ」

男(表情に変化は見られないけど、どこか仕草が弾んでるように感じる。もしかしてずっとこうして欲しかったのかな)

男「ねぇ、『能力』ってどういう風に使うのかな」

生徒会長「相手を殺すためか、そのためのカバーに」

男「そ、そうじゃなくて!使い方だよ、使い方!たとえば手の先に意識を集中させるとか」

生徒会長「……どうしてそれを訊いたの」

男「えっ、あ!?」

男「や、やっぱり今の質問はなかったことにしよう!何でもないんだ、気にしないで!」

生徒会長「……そう、わかったわ」

男(生徒会長がかならずしもこの先僕の味方で有り続けるとは限らない。余計な質問は身を滅ぼすはめになるぞ)

男(それに、僕が『能力』を出せないとわかったとき、彼女が僕と手を組む理由はなくなってしまうから)

男「ふぅ、満腹だよ。本当にありがとう、わざわざこんなにお昼もらっちゃって」

生徒会長「望むなら明日も明後日も、これからずっと作るわ。質も向上させるため努力する」

男「嬉しいけどあんまり無理はしないでね? はぁ、お腹いっぱいになったら少し眠くなったな」

生徒会長「……膝、空いてるわよ。枕にしてくれていいわ」グイグイ

男「えっ!?い、いいよ、そんな!!って、無理矢理!?」

男「……やわらかい」

生徒会長「男くんまだ私にどこか遠慮しているように見えるけれど、大丈夫よ、私は何をされても怒らないわ」

男「怒るとかの問題じゃなくて、倫理的なことで遠慮してるんだけど…」

生徒会長「私を女と思わなくていいのよ。あなたに都合のいい従僕なのだから」

生徒会長「気軽に何でも頼んでみて。さぁ、早く」

男「何でいま急かされてんの…いまは大丈夫だから、必要になったらお願いするよ」

生徒会長「…わかったわ、男くん」




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