過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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44:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/23(日) 00:40:43.22 ID:Vvwqp0d+0
男(結局生徒会長と僕が別れるのは、あれからかなり時間がかかった。問題が無ければ今日泊まりに来ないかと彼女はしつこい)

男「今日出会った『能力者』は4人。たぶん氷山の一角みたいなもんなんだろうな、生徒会長がいれば百人力だけど、この先二人だけで大丈夫かな」

男「委員長は…敵か味方かラインがあやふやだし。僕も早く自分が手に入れた『能力』を思い出さなきゃ。生徒会長だけに苦労をかけさせるわけにはいかない!」

男「…ていうか、どうして僕身に覚えのないことでいっぱいなんだろ。参加に同意なんてした覚え一度もない」

男「はぁ、どうしたものかだよ。あっ――――――妹!」

妹「お兄ちゃん?どったの、こんな遅い時間に外出歩いて」

男「それは兄さんの僕の台詞だろ。お前こそ何してたんだよ、部活なんて入ってもないのに」

妹「友達とカラオケ〜……お兄ちゃんは?」

男「僕は…えっと、友達とボーリングに」

妹「ふーん、運動神経ゼロでモヤシのお兄ちゃんが珍しい。それより小腹空きませんかっ、そこにぐーぜんコンビニがあります!」

妹「私は肉まん二つを所望する!ねっ!」

男「…わかった。夕飯前にそんなの食べて太っても知らないんだからな……あっ、ネコだぁ」

妹「うわ…ねこって……ちょっとお兄ちゃん、それ近づけないで」

男「そういえばお前は猫アレルギーだったなぁ。僕はこんなに猫好きなのに。可哀想に」

妹「うん、ちょっと触るだけで酷くなるの。毛もダメ!くしゃみと鼻水止まんなくなるし!」

男「くしゃみ……まぁ、とりあえずコンビニの中入ろう?肉まん買ってあげるから」

妹「やりぃー♪」

リーマン「ちょっとそこの学生さん、いいかな」

男「え? 僕ですか」

リーマン「そうそう、君だ君!」

妹「……お兄ちゃんこの人だれ」

男「いや、知らない人だよ。初対面だと思うけど」

リーマン「初対面か……惚けるのは止めにしないかね、少年」

男「え?」

男(スーツ姿のサラリーマン風の男は僕へ近づき、腰を屈めると、これでもかと額にできた大きな痣を見せつけてきた)

リーマン「これぇ、君につけられたんだよなぁ!? 覚えてないわけないよなぁ、私はしっかり覚えているぞ!!」



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