過去ログ - 生徒会長「男くん、あなたも『能力者』だったのね」
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80:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sagesaga]
2014/03/23(日) 23:45:13.77 ID:Vvwqp0d+0
男(会話は止まり、僕たちは緊張で張り詰めた空気に包まれる。あの大男こそが生徒会長をみんなに襲わせた張本人なんだ)

男(本気で殺しにきているのは一目瞭然、僕が「やめろ」と懇願しても折れるとは思えない)

生徒会長「……」サスリ

男(平気とは強がっているけど、いまだに立ち上がることもままならないじゃないか。このままじゃ本当に彼女は…)

男(僕が生徒会長を担いで逃げたところですぐに捕まるのは見えてる。二人揃ってなんて今は無理だ。それなら……)

男「あなたはどうして彼女を狙うんですか…怨みがあるとか…」

番長「むぅ、俺に訊いてるのか?別に俺個人はそいつに拘ってないぜ」

男「それじゃあどうして?二人が言ってる『能力』とか『能力者』関係?」

番長「答えてやる義理はないぜ。男くん、君は俺たちの『世界』から見て部外者になった。要らん知識を持つ必要ない」

生徒会長「あなたの勝手で男くんを仲間はずれにしないで。男くん聞いて、男くんは私たちと同じ『能力者』」

生徒会長「あの男はその『記憶』を改竄して普通のカッコいい男の子へ戻してしまったの」

番長「悪いが俺の『能力』は顔までは」

生徒会長「自分が容姿で劣っているからって横槍を入れてこないで欲しいわね」

男「僕も自分の顔に自信持ってないんだけど…そんなことより」

男「本当に僕が二人と同じような人間だったとするよ。それって生まれた時から『能力』を持っていたとか―――」

番長「男くん、君がいつまでも会話を引き延ばしてそいつの回復時間を稼ごうとしていたら随分せこい考えだな」

男「うっ…」


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