過去ログ - 男「…へ?」 割烹着女「だから」
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193: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:11:12.32 ID:hVBsf4bXo
男「そういう訳で、前から仕事を続けるべきかどうか、考えていたんですよ」
割女「だったら…早く次の仕事を探したほうがいいんじゃ…」
男「ええ。だからまずはここで働いてみようかと」
194: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:11:52.99 ID:hVBsf4bXo
〜夜・民宿・男の部屋〜
男「ふぅ…ここ何年かまともに体を動かしてなかったから疲れたなぁ…」
コンコン
195: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:12:40.71 ID:hVBsf4bXo
割女「…男さん」
男「はい?」
割女「男さんはその…これから、どうするつもりですか?」
196: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:13:20.75 ID:hVBsf4bXo
〜座敷〜
男「すみません、お疲れのところ無理言っちゃって」
割女父「まったくだ。腰が痛くてかなわん」
197: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:13:49.76 ID:hVBsf4bXo
割女母「…男さん、これってどういうことですか?」
男「はい。ここで働きたいんです」
割女「はい?」
198: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:14:56.51 ID:hVBsf4bXo
割女母「…男さん、本気みたいですね…わかりました」
割女母「バイト代ぐらいしか出せないって言ったときに引き下がるようならお断りしていたんですけど」
割女母「…しばらく様子を見て、双方納得したうえで正式に雇用したいと思います」
199: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:15:42.05 ID:hVBsf4bXo
〜民宿・男の部屋〜
割女「男さん!」ダンッ
男「そ、そんな怖い顔して…どうしたんですか?」
200: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:16:45.19 ID:hVBsf4bXo
男「スマホのアンテナも2本以上立つし、自然もいっぱいだし、村の中も懐かしい雰囲気だし」
割女「ま、まあ田舎ですからね…」
男「…けど、生活するには向いてないかなーって思ってたんですよ」
201: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:17:15.08 ID:hVBsf4bXo
男「そう。で、転職できそうなところを探したりしてたんですが…途中で馬鹿らしくなって」
割女「どうしてですか!?」
男「…なんで俺仕事探してるんだろって…これって次の手を探してるんじゃないかって思って…」
202: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:17:44.91 ID:hVBsf4bXo
男「お父さんはともかく、お母さんやお婆さんは俺が会社を辞めてまでここで働こうとしてるって思うんじゃないかな?」
男「だとしたらお母さんたち、無理やりにでも俺の作業を見つけようとするんじゃないか…とか」
割女「…」
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