過去ログ - 男「…へ?」 割烹着女「だから」
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198: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:14:56.51 ID:hVBsf4bXo
割女母「…男さん、本気みたいですね…わかりました」
割女母「バイト代ぐらいしか出せないって言ったときに引き下がるようならお断りしていたんですけど」
割女母「…しばらく様子を見て、双方納得したうえで正式に雇用したいと思います」
199: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:15:42.05 ID:hVBsf4bXo
〜民宿・男の部屋〜
割女「男さん!」ダンッ
男「そ、そんな怖い顔して…どうしたんですか?」
200: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:16:45.19 ID:hVBsf4bXo
男「スマホのアンテナも2本以上立つし、自然もいっぱいだし、村の中も懐かしい雰囲気だし」
割女「ま、まあ田舎ですからね…」
男「…けど、生活するには向いてないかなーって思ってたんですよ」
201: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:17:15.08 ID:hVBsf4bXo
男「そう。で、転職できそうなところを探したりしてたんですが…途中で馬鹿らしくなって」
割女「どうしてですか!?」
男「…なんで俺仕事探してるんだろって…これって次の手を探してるんじゃないかって思って…」
202: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:17:44.91 ID:hVBsf4bXo
男「お父さんはともかく、お母さんやお婆さんは俺が会社を辞めてまでここで働こうとしてるって思うんじゃないかな?」
男「だとしたらお母さんたち、無理やりにでも俺の作業を見つけようとするんじゃないか…とか」
割女「…」
203: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:18:14.10 ID:hVBsf4bXo
割女「そうだったんですか…でも、もしうちで雇わなかったらどうしてたんですか?」
男「それがさっき言ってた“次の手”ですよ。どうしてもダメだったら隣町で就職してこの村に住もうって考えてたんです」
割女「そこまで考えて…男さん、わたし…嬉しいです」
204: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:18:41.13 ID:hVBsf4bXo
男「いや、断られたらどうしようかと思っててさ」
割女「それは私のセリフですよぉ。男さん、ぜーんぜん返事くれないから」ジトー
男「うっ、そ、それは…ごめんなさい」ペコッ
205: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:19:13.82 ID:hVBsf4bXo
【エピローグ】
〜半年後・民宿〜
一同「「「…」」」
206: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:19:41.98 ID:hVBsf4bXo
男母「男のこと、よろしくお願いします」フカブカー
割女「い、いえ。こちらこそ」ミツユビー
割女母「こちらこそ不束な娘ですが、よろしくお願いします」ミツユビー
207: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:20:08.91 ID:hVBsf4bXo
〜民宿・男の部屋〜
割女「はぁ〜、気疲れしましたよぉ〜」
男「はいはい。そんなに緊張しなくたっていいのに」ナデナデ
208: ◆doBINqA5W6[saga]
2014/03/26(水) 01:20:38.04 ID:hVBsf4bXo
割女「そういえば男さんってお母さん似だったんですね」
男「性格は親父に似てるって言われるけどな」
割女「いいとこどりですね。いいなぁ。うちのお父さんなんて気が弱い癖に威張りたがってかっこ悪いから…」
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