過去ログ - アナスタシア「魔人偶像高峯のあ」
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31: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/03/30(日) 21:07:10.46 ID:cv+Zi1+I0
ケイト「ほ、本当にクラリスさんガ…?」

クラリス「…フフッ、失礼なことを仰いますね。それは全てあなたの憶測でしかないではありませんか。もしあなたの言う証拠が全て揃ったとしても、私を犯人だとする証拠にはならないのですから」

晶葉「…確かに、毒物を入れたというコップはこの血の掛かりようからして、検出は難しいだろう。ピルケースや鍵も何とでも言い訳の仕様はあるうえに、自殺を否定する根拠としては薄い」

のあ「容疑を否認するのね…」

クラリス「もちろん、神に仕える私がそんなことをするなどあり得ません。亡くなった彼女の事を言うのは忍びないですが、彼女は自殺してもおかしくない精神状況だったのですよ? これ以上疑うというのであれば、きっと神罰が下ることでしょう」

みく「…」

のあ「…貴女がその態度を保てるのは、絶対の自信があるから。…被害者は携帯を持っていた?」

フレデリカ「んーと、いや、持ってなかったよ、まだ慣れてないとかで」

のあ「これでツールは一つ失われる…、次にこの部屋、または彼女の私物、…一切筆記具の類いが存在しない。…おかしいとは思わないかしら」

アーニャ「それはつまり…」

のあ「…ええ、あのときの彼女の様子から判断するに意識が朦朧としていても、文字くらいは書いていてもおかしくない。ただ、この部屋にはそれを為せる道具が存在しないわ。…貴女に隠されてね」

クラリス「ですから、それは私を犯人にしたいだけ、あなたの推測に過ぎません」

のあ「…ドラマなどのダイイングメッセージは下らないと思わないかしら。…死ぬ間際に下らないクイズを考えるくらいなら、名を直接示せばいい」ヒョイ

クラリス「何を…」

のあ「…ここに電卓が落ちているわ。みくにゃんの推理が正しければ、これはこの旅館の物、そうよね、女将」

女将「はい、ルームサービスの計算時に使用して、そのまま忘れていました」

のあ「そして、ここに付着している指紋は、きっと二種類のみ」

晶葉「…なるほど、女将と彼女。つまりそれは彼女のダイイングメッセージというわけだ」

のあ「…その通りよ。みくにゃん、読み上げて」

みく「にゃ、32192933…?」



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