過去ログ - 進撃の江頭２：５０ -SS速報VIP

過去ログ - 進撃の江頭２：５０

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103:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/26(水) 03:34:15.59 ID:rT3vIzuGo
これは酷い(褒め言葉)

104: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 19:58:00.48 ID:/cfdJ4nHo

　江頭がこの世界に来てから十日目。

　彼も少しずつその環境に慣れつつあった。

105: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 19:59:10.49 ID:/cfdJ4nHo

　これはジェットエンジンの原理に似ている。
　
　装置に付属しているワイヤーは鉄製だ。

106: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 19:59:45.35 ID:/cfdJ4nHo

（交通機関は基本的に馬車や馬。建物内には電気もない。

　一方で、高度な技術が必要な武器を生産し、もう一方では前近代的な生活。

107: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 20:00:18.89 ID:/cfdJ4nHo

　軍隊と言っても、何もない時は平和なものである。

　この日もよく晴れた気持ちの良い日和で、許されるなら裏山で日向ぼっこでもしたい気分であった。

108: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 20:01:27.99 ID:/cfdJ4nHo

「着る？」

　どうやら箱の中に入っている物は衣類のようである。

109: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 20:02:15.56 ID:/cfdJ4nHo

（ジャケットの丈が短い）

　大川興業の舞台ではコートのように丈の長い、いわゆる長ランを着ていた江頭だが、

110: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 20:03:03.84 ID:/cfdJ4nHo

「ほら、リヴァイも思うだろう？　エガちゃんの制服姿。よく似合ってるって」

　ハンジはそう言うとリヴァイの肩を抱いて江頭のほうを指さす。

111: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 20:03:42.10 ID:/cfdJ4nHo

　先ほどからリヴァイは江頭に話しかけているのに、返事をしているのはハンジばかりである。

「お前もそこに含まれるんだぞ、エガシラ」

112: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 20:04:13.89 ID:/cfdJ4nHo

「何だかんだで、リヴァイもエガちゃんのことを心配しているようだね」

　リヴァイの後ろ姿を見つめながら、ハンジは言った。

113: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/03/26(水) 20:05:28.93 ID:/cfdJ4nHo

　何だか楽しそうだ。

「ダメですエルド！　エガシラさんはこれから私と乗馬の訓練があるんですから！」

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