過去ログ - 大和田「俺達は諦めねえ!」舞園「ドクターK…力を貸して下さい」不二咲「カルテ.3だよぉ」
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926: ◆takaJZRsBc[saga]
2014/06/19(木) 23:19:26.14 ID:jeXaORoS0

K「まず、俺が最初に妙に思ったのは不二咲の鬱血痕だ。俺は職業柄、縊死死体や絞殺死体を何度か
  見ているがそのどれもが黒々と跡が残っている。それに対し、不二咲の鬱血痕は非常に薄かった」

K「何故だと思う?」

苗木「絞める力が弱かった、とか?」

K「いや、この場合重要なのは時間だな。真犯人は殺しに慣れていた。だから不二咲の
  心肺がショックで停止したのを見抜き、無駄に絞めることなくすぐに手を外したのだ」

ジェノ「ほうほう、それでそれで? まさかそれだけってことはないわよねん?」

K「もう一つ気になったのは石丸の後頭部の傷だ。綺麗に一撃が入っていた」

セレス「もしやそれが根拠ではありませんでしょうね?」

K「お前達テレビやゲームに慣れた世代には実感がないかもしれんが、人を気絶させるというのは
  殺すのよりよっぽど難しい。殺すのはただ力任せに殴ればいいが、気絶はそうはいかん」

K「あんな重くて硬い物で普通に殴れば人は死ぬ。かと言って手加減が過ぎれば一撃では
  倒せず何度も殴る羽目になる。その点、石丸の傷は綺麗に一撃で決まっていた」

ジェノ「ハア、そんだけ?! で、肝心の証拠は?!」


しかし気にせずにKAZUYAは続ける。


K「通り魔的に不二咲だけ襲って立ち去っていれば解決の仕様がなかったものを、罪を
  被せようと石丸を襲ってしまったのがお前の運の尽きだったな。ジェノサイダー翔よ」

ジェノ「だから証拠証拠証拠ぉ! 証拠出せっつってんだよぉ!」

K「今の言葉でわからなかったか?」

ジェノ「……は?」

K「その前に、念のため確認しておこう。お前、腐川と記憶を共有していないな?」

苗木「え? そうなの?!」

舞園「そう言えば、不二咲君が本当は男性であることを知りませんでしたね」

大神「石丸の左利きの件も知らないようだったな」




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