過去ログ - 大和田「俺達は諦めねえ!」舞園「ドクターK…力を貸して下さい」不二咲「カルテ.3だよぉ」
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929: ◆takaJZRsBc[saga]
2014/06/19(木) 23:30:28.53 ID:jeXaORoS0

K「さて、では最後に――この事件の概要を整理して終りにするとしよう」



               ― クライマックス推理 ―


桑田「まず俺が部屋までバットを取りに行って、その帰りに葉隠とちょっと話し込んじまった」

舞園「その間に何らかの用事で不二咲君は石丸君の部屋を出て、腐川さんと出会ったんです」

苗木「でも、その腐川さんは実はジェノサイダー翔だったんだ! そしてジェノサイダーの
    思惑に気付かなかった不二咲君は1−A教室に連れて行かれ、髪で首を締められた」

石丸「その頃だろうか……僕は目を覚まし、部屋に誰もいなかったことで不安を覚え、
    朦朧とした意識の中、不二咲君を探しに一人部屋を出てフラフラと歩いていた」

大和田「そこで運悪くジェノサイダーに会っちまったんだな……。で、ジェノサイダーは兄弟を
     犯人に仕立てようと考えて、廊下にあった消火器で兄弟を殴って気絶させたワケだ」

霧切「これは私の推測だけど、この時何らかの拍子で腐川さんに人格が戻ってしまったのでは
    ないかしら? あなたは石丸君の包帯を見てそれを凶器と主張しようと考えたみたいだけど、
    腐川さんは授業で石丸君の不器用ぶりを知っていたから、それは無理だとわかっていた」

K「凶器がなければ石丸を犯人に仕立てられない。故に、腐川は倉庫に凶器となるものを探しに
  行った。だが、ロープは分かりにくい場所にありすぐには見つからず、焦った腐川は入口に
  あったエプロンのリボンをハサミで切り取って、それを凶器の代用とすることにした」

桑田「……でも、偽の凶器を持って腐川が急いで戻った時には、犯行を知ってた十神の野郎が
    延長コードで事件を偽装した後だったワケだ。腐川のヤツ、マジで焦っただろうな」

苗木「それで、仕方ないから腐川さんは倉庫に戻ってリボンを隠したんだ。でも、何の用事もないのに
    図書室を離れたら不自然だから、十神くんに紅茶を持っていくという建前で食堂に寄った」

K「そして、放送が鳴ってから何食わぬ顔で合流したのだろう」


K「――これが事件の真相だ!」


ジェノ「お見事な推理で……」

K「そもそもこの裁判自体時間稼ぎというか、無意味なものだがな。お前は裁判の途中から
  参加したから知らんのだろうが、実は不二咲は蘇生して生きている。そろそろ目覚める頃だ」

ジェノ「…………ハ? エッ?!」




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