過去ログ - グリP「伊織と千鶴」 -SS速報VIP

過去ログ - グリP「伊織と千鶴」

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51:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:29:24.91 ID:hTU8N/s+o

「じゃあまたね、やよい」

「誘ってくれてありがとうございましたわ！　楽しかったですわよ！」

以下略

52:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:30:36.44 ID:hTU8N/s+o

「両親もお兄様たちも普段家にいないから、食事は基本一人ね。話し相手は新堂がいるから寂しいとは思ってないわよ？　でも、ね……」

「そうだったんですの……。お金があるから幸せってわけでもないんですわね……」

以下略

53:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:31:33.59 ID:hTU8N/s+o

「へぇー、ご両親は何をやってるの？」

「それはせいに、じゃなかった！　料理人みたいなものですのよ！」

以下略

54:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:32:23.17 ID:hTU8N/s+o

「えっ！？　そうだったんですの？」

「そうよ！　あんたは練習熱心だしおもしろいし、今日だって、その……そのために呼んだんだから！」

以下略

55:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:33:01.53 ID:hTU8N/s+o

「努力している人間を嫌いになるわけないじゃない。それも気付かれないようにこっそりやってる人間を」

「き、気付いてましたの？」

以下略

56:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:34:56.18 ID:hTU8N/s+o
「ええ。あんたは何気なくやってるかもしれないけど、一生懸命練習してる姿に勇気を貰ったり、フォローしてもらったって話をよく聞くわ」

「あんたがどんな事情で嘘をついていようと、仲間思いで努力家だって皆知ってる。だから心配する必要はないわ」

「……なんだか私だけが空回りしてますわね」

以下略

57:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:35:40.06 ID:hTU8N/s+o

「……ねぇ千鶴？　不公平だと思わない？」

「なにがですの？」

以下略

58:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:36:24.24 ID:hTU8N/s+o

　いつの間にか、待ち合わせ場所に着いていた。すぐそこで新堂が待っている。

　ずっと歩きながら話していた。それまでもずっと横目で見るぐらいしかできなかった。

以下略

59:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:36:59.82 ID:hTU8N/s+o

「……お嬢様も千鶴様も、良い笑顔でございましたよ」

「ええ、やっと……友達になれたのよ」

以下略

60:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:38:01.65 ID:hTU8N/s+o

　次の日から千鶴と過ごす時間が多くなった。千鶴がボケて私がツッコむ、以前では考えられないことだ。

　それと色んな人から仲良くなったと言われた。私と千鶴が気まずい関係であったことに気付いていた人もいたらしい。

以下略

61:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 02:39:09.66 ID:hTU8N/s+o

「伊織？　何考えてますの？」

「へっ！？　なんだ、千鶴か……」

以下略

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