過去ログ - 咲「麻雀って楽しいよね」京太郎「そうだな」
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31:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 03:58:52.87 ID:+1dWMNCI0
これからの日々のことを考えると頭がおかしくなりそうだった。

お姉ちゃんや小鍛治さんと戦うのが怖い。

ううん、違う。
以下略



32:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 03:59:19.13 ID:+1dWMNCI0
京太郎「……プロアマ交流戦?」

優希「そうそう。京太郎も名前くらいは知ってるだろ?」

京太郎「確か、何年か前に高校生だった天江さんが大活躍してそのまま優勝しちまったアレだよな?」
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33:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 03:59:50.85 ID:+1dWMNCI0
京太郎(咲が……長野に帰ってくる)

優希「去年は忙しくてお盆も正月も帰ってこれなかったみたいだけど、これならようやく咲ちゃんと会えるな」

京太郎(咲と会える……)
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34:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:00:19.40 ID:+1dWMNCI0
優希「なっ!? 正気なのか? 大学生だとインカレで活躍するくらいしないと出場できないくらい条件が厳しいんだぞ」

京太郎「わかってる。わかった上で参加するつもりなんだ」

優希「何でそんな意地張るんだよ。普通に会えばいいだろ!」
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35:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:00:47.73 ID:+1dWMNCI0
優希「何で……」

京太郎「優希?」

優希「どうして、そうやってつらい方ばっかり選ぶんだよっ?」
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36:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:01:17.19 ID:+1dWMNCI0
優希「約束したって、じゃあ、何で……」

京太郎「でも、今のままじゃダメなんだ。あいつに置いてかれた今のままじゃ、あいつに面と向かって『久しぶり』って言ってやれないから」

優希「そんなの……そんなのっておかしいだろ!」
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37:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:01:43.86 ID:+1dWMNCI0
京太郎「……優希を泣かして、馬鹿みたいな意地張って、ほんと馬鹿だよな、俺」

きっと他の人から見ても俺はおかしいんだろう。

馬鹿みたいな意地を張って、自分からチャンスを潰そうとしている。
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38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:02:18.86 ID:+1dWMNCI0
ふと見上げれば、頭上に広がる満天の星空。

高校時代、部活が遅くなったときに、咲と一緒に見上げて歩いたな、なんて思い出す。

懐かしさに口元が自然と緩んだけど、それと一緒に胸の奥がチクリと痛んだ。
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39:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:06:06.88 ID:+1dWMNCI0
咲「……はぁ、今日もまたダメだった」

遠征先のホテルのベッドに倒れ込んだまま、私はつぶやく。

そういえば、化粧を落とすのを忘れてたな、なんて思うけど起き上がる気力もない。
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40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:06:47.36 ID:+1dWMNCI0
咲「……こんな生活いつまで続くんだろ?」

あの頃は麻雀を打っているだけで楽しくて、こんな風に麻雀を打つのが苦しくなるなんて、想像もしてなかった。

咲(多分、私は甘かったんだろうな……)
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41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/24(月) 04:07:40.93 ID:+1dWMNCI0
二年目のジンクスなんて言葉があるけど、今の私の状態がまさしくそれだった。

コンコン

ドアをノックする音。
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